現在"中国語"と言えば、"普通話(pŭ tōng huà)"と呼ばれる中国の共通語を指しています。これは北京語をベースにしたものです。(英語ではMandarin)教科書も北京語をベースになっております。しかしその中でも、中国は広いので、中国語には、たくさんの方言があり、 有名な方言には、「広東語」、「上海語」、「客家(ハッカ)語」、「福州語」、「台湾語」などがあります。しかし少数民族の使う言葉も入れたら膨大な数になりこの限りではありません。 広東語に関しては広州や香港、マカオで使用されてます。広東語は方言というよりも別言語というカテゴライズされるのかなと思います。
台湾語は台湾の家庭内でよく使われています。中国語とは違います。台湾では中国語を國語、台湾語を台語といいます。
下記が主な例になります。
对不起
Duìbùqǐ
歹勢
phái-sè
唔好意思
m hou yi si
上記はどれも"すみません"の意味ですが、多少の違いではなく全く違うものなのは一目瞭然です。
ただひたすらに中国語の発音や声調、それに単語などを頭に詰め込んでいくよりも、 言語の背景を知り学習を進めていったほうが楽しく中国語を学ぶことができます。 また基礎ができた段階で現地の人と方言でコミュニケーションをとればより一層仲が深まるでしょう。
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