より中国語を身に付けたいと思い、
スクールなどに通わずに自宅でじっくり勉強をする方法はないかと色々教材を探していた時に見つけたのが、
中国の小学生の教科書を利用する方法です。基本的な中国語を勉強していても、ネイティブな表現などを学ぶには中国語圏の人とコミュニケーションをとるしか方法は無いのかと悩んでいた時に、中国現地で生活している子供たちが学校で自分の「国語」をどのような教材で学ぶのか考えました。
一番良いと思えたのが小学校の教科書を使う方法でした。
中国では地域によって小学校が5年制と6年制と混在しているようですが、まずは一年生の教材を手に入れることができたので少しずつ勉強をしてみることにしました。
今回教科書を教材にしてみておどろいたのが、文章にはピンインが一切振られておらず学校でこの教材を利用して勉強している中国の小学生はきちんと文章が読めるのか不安だったのですが、
知り合いの中国通の方によると先生が読み聞かせをしながら生徒に文章を伝えるよう教えると知り納得しました。
最初は小学一年生の教材なので簡単な内容だと思っていたのですが、全体を軽く通して見ても中国語がハイレベルとなっており最初は1ページを読み進めるのにも非常に苦労しました。
小学校1年生の国語の教科書は上下の2冊に分かれており、上巻は語文がメインになっており巻末部分には上巻で勉強すべき新出漢字が一覧になって掲載されています。
この一覧には見て理解することができる漢字が340字、書くことができる漢字が152字と分かれて掲載されており、中国語初心者にとっては小学一年生でこれだけの漢字を一気に学ぶ必要があることに驚き、さすが中国は漢字の国だと実感しました。
この一覧は「生字表」と呼ばれており、漢字一文字ずつきちんとピンインが振られているので、これを片手に勉強を進められるのは子供向け教科書としても、
外国人が中国語を勉強するのにも適しています。中には複雑なピンインもあったので、これを全て学ぶことができればある程度あちらのネイティブな中国語をマスターできるのでは無いかと思い、
今後も続けて勉強していきたいと感じました。
後日知りましたが外国人用の中国の小学生の教科書もあるようです。
参考とにかく言語学習は習うより慣れろです。
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