中国語には「繁体字」と「簡体字」という2種類の漢字が存在します。もともとは、すべて「繁体字」で表記されていました。 しかし、戦後の中華人民共和国の成立とともに、国家として文字の普及が求められるようになり、そこで生まれたのが、繁体字を簡略化した「簡体字」です。シンプルに覚えやすくした新しい漢字が簡体字です
台湾はその影響を受けず昔のままの難しい漢字を使っています。
簡単に言うと、簡体字は主に中国本土で使われている漢字。 繁体字は主に台湾で使われている漢字。
中国人でも繁体字を読むことはできる人はいます。(日本語に理解がある人はより読める人が多いのが印象です。)台湾人も簡体字を読むことはできる人は多くいます。
発音は簡体字も繁体字も同じです。(漢字の用語は異なることがあります)
台湾で中国語の語学留学を台湾でする人は多いです。台湾留学は三ヶ月まではビザが不要ですし、私の友人も観光ビザで留学に行きました。
ちなみに香港人は主に繁体字を使いますが広東語を喋ります。中国語もしゃべることができますが中国語でしゃべるとほぼほぼ英語で返答されます。
自分たちは中国人ではないとの意思表示にも取れます。
それぞれの地域で漢字の字体が異なるだけでなく用語も異なる場合があるのは先の投稿でも述べた通りです。
日本人が学ぶ中国語は基本的には中国で使用されている「簡体字」が多いかと思います。 中国語関連書籍のほとんどに簡体字が使用され、中国語のメジャーな検定(HSKなど)も簡体字が使用されています。 また言語学習の相手としても中国人(簡体字)が多いかと思います。 私も「簡体字」で勉強してます。(繁体字は台湾人の友達や台湾滞在中に実地で学んでます。) 台湾で中国語を勉強する場合は「繁体字」の教科書が使われ、簡体字を学ぶことはありません。(留学生用の教科書は英語と併記されてる。) 結局どちらを勉強すべき??と言われれば、 「ケースバイケース」と言うしかない。 自分が何のために中国語を学ぶのかが明確であれば自ずと選択できるかと思います。 ただある程度レベルが上がるまではどちらかに絞って勉強した方がいいのは確実です。
参考
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